ウインドウラジオ

ラジオとラジオに似たものについて、感想などなど。

勝手にセレクション・2013年Session-22!

2013年のTBSラジオ 荻上チキSession-22のうち、Main SessionとSession袋とじからそれぞれ3つずつ、印象に残ったもの、良かったと思うものを選んでみました。

Session袋とじは話題が多岐に渡るので、正直難しく、違う日に選んだら異なる結果になったと思われます・・・。

<Main Session>

8月15日(木)「終戦の日に考える。玉音放送とラジオの役割とは?」

玉音放送の内容すべてを放送した姿勢に共感しました。実は内容を知らない、ということ結構多いですよね。話題になっている法案や条約なども原文を読んでなかったりとか・・・。内容を知ることができただけでなく、意見を言う、知っている、ということに対する誠実さが自分にあるのか、反省するきっかけにもなりました。

また、ゲストの元アナウンサー竹山昭子さんの貴重な証言が素晴らしかったです。戦時中の電波事情のことなど、音声がクリアでないことにはちゃんと理由がある。“古いから”“当時は技術力がなかったから”と疑問を持たずに決め付けてしまっていた自分の先入観の危険性に気づかされました。街頭インタビューがあったのも、番組が閉じていない感じがして好感が持てた回でした。

10月4日(金)「日本の接待文化」

スタジオの話が楽しかった!リスナーからの投稿も“そんなことがあるんだー”という感じで感心することが多かったです。何というか、いつも番組で紹介されるのは「質問」メールが中心という感じなので(特にレクチャーモード、探求モードのときは仕方ないことなんですが)、この日はリスナー一緒に番組が作り上げられていった感覚を味わえました。

11月26日(火)「村木厚子事務次官が語る郵便不正事件のえん罪問題」

検察とマスコミの問題について、やっぱり実際の体験談という迫力がありました。辛い状況を耐えるには専門家のサポートと家族などの支えが必要という村木さんの言葉は覚えておこうと思います。

<Session袋とじ>

6月18日(火)ブルボンヌ「おネエの気持ちが分かるムービー」

これはブルボンヌさんの言葉に感動しました・・・。

ちなみに紹介された映画は『Wの悲劇』『プリシラ』『ラースと、その彼女』でした。

7月16日(火)佐藤典雅「エホバの証人での日々を語る」

聴いたあと、速攻でご著書『ドアの向こうのカルト』を買って読みました!中々、このようなお話を聞く機会ってないと思います。本もとっても面白かったので、超オススメです!

9月9日(月)新雅史「東洋の魔女の本質とは?」

バレーボールにまつわる意外な歴史を知ることが出来て勉強になったし、単純に驚きました!労働とあんなに深く関わりがあったとは・・・・。

知識を得られるってこの放送だけでないので超迷ったんですけどね(^_^;)新さんの『商店街はなぜ滅びるのか』が好きなもので。(反則?)

あ~他にも色々面白かった回あるんだけどな~これでいいのかな・・・。ああう。野宿も印象に残ったし、崎山記者と武田記者の回は面白かったし。MainSessionは昆虫食入門講座なんてのもあったなあ。

 

とにかく、Session-22はほんっとうにいい番組だと思っております。今年も期待しています!